うんちの後始末 その1
前回は、過去の実践を書きましたが、実践中のものをオンタイムに書いていくというのもあってもいいと思い、今回は今取り組んでいるトイレトレーニングについて、その方法と記録を随時書いていこうと思います。
トイレトレーニングと言っても、おかげさまでひさ吉はほとんど自立していますが、いくらかの課題が残っています。
その一つが、うんちの後始末です。
現状としては、「ペーパーを切ってたたむ」→「お尻の該当箇所を拭く」→「拭いた後、ペーパーに注目する」ところまでは、すでにできています。
また、「母がトイレットパーパーのロールを指差したらもう一度拭く」ことと、「母が『OK』サインを出したら後始末の作業を終了して、パンツをはく」ということもできています。
しかし、「きれいに拭けたら、後始末の作業を終了する」ということができません。
つまり、「拭き残しがあればもう一度拭き、拭き残しが無ければ後始末を終了する」ということができないのです。
今まではなんとなくダラダラと(これがいけないんでしょうけど)、排便時に付き添って次のようなことを行ってきました。
①ふき取ったペーパーを指差して注目させる。
②ひさ吉がペーパーに注目したことを確認して、3秒ほど待った後、ひさ吉が行動を起こさなければ、ペーパーの汚れに応じて「トイレットペーパーのロールの指差し」か「『OK』サインを出す」。(また、正しくない行動をしたときは、正しい動作を指示をする。)
これらを数ヶ月にわたって続けてきましたが、ひさ吉は1、2度は自発的に拭きなおすのですが、後は勝手に自分で『OK』サインを出して終了しようとしたり、母の顔色を伺って何もしなかったり、ただペーパーを指差していたり、と、「拭き残しがあればもう一度拭き、拭き残しが無ければ後始末を終了する」というようにはなりませんでした。
そこで、さすがに私も重い腰を上げて、以前、行動分析家のA先生にいただいた資料の中に同じケースがあったので、それを参考に方法を考えてみました。
STEP Ⅰ
①折りたたんだティッシュを2枚用意し、一枚の真ん中をマジックで塗り、もう一枚は何も塗っていないものを用意する。
(お分かりいただけると思いますが、「真ん中にマジックを塗ったティッシュ」は、
排便後ふき取って汚れがついたペーパーをイメージしています。)
②机上にて(トイレではなく)、それぞれを一枚ずつ提示し、
マジックが塗ってあるほうを提示したときは「サインA」、
何も塗っていないほうを提示したときは「サインB」を本人に出させるよう指導する。
(ちなみに、サインは何でもいいと思いますが、若干の試行錯誤の末、「サインA」は「中指を曲げて人差し指の上に重ねる」、「サインB」は「人差し指と親指で○を作る」を使うことにしました)
※正しい反応を引き出す方法としては、
STEPⅠ-1
「サインA、Bともに交互に以下を3試行行う。
1試行目:ティッシュを提示後、正しいサインを示し、模倣させる。
2試行目:ティッシュを提示後、本人が示したサインが正しければ褒め、
正しくなければ反応しない。
また、3秒待って反応が無ければ、正しいサインを提示し模倣させる。
3試行目:2試行目に正しくないサインを出した場合のみ、
1試行目と同じくティッシュを提示後、正しいサインを示し、模倣させる。
2試行目において、2日連続正しいサインを出すことができたらこのステップは終了する。」
STEPⅠ-2
「『STEPⅠ-1』の1試行目を行わず、2試行目以降のみ行う。」
というようにします。
STEP Ⅱ
①排便時のトイレにてふき取ったペーパーに注目させ、ペーパーが汚れているときは「サインA」、汚れていないときは「サインB」を本人に出させるよう指導する。
※このときの「正しい反応を引き出す方法」は、
前回正しいサインが出せた場合は、本人が示したサインが正しければ褒め、正しくなければ反応しない。また、3秒待って反応が無ければ、正しいサインを提示し模倣させる。
初回と前回正しいサインが出せなかった場合は、正しいサインを提示し、模倣させる。
(「前回」というのは、日をまたぐ場合もある。)
②「サインA」または「サインB」を出した後、「サインA」ならば再度拭きなおすように、「サインB」ならばパンツをはくように指導する。
果たして結果はいかに!
できれば、随時、実践の記録をUPしていこうと思います。
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